目が悪くなった。ネットで遊ぶことを知ってから、危機感は募ってきていたが 近頃、2時間もぶっ通しでモニターを見続けていようものなら、目の奥から 後頭部をズーンと突くような鈍痛が走る。花粉症の痒みも手伝って、しょっちゅう 押えたりゴシゴシこすったり。そのためアイメークはすぐに剥がれ、夕方には 悲惨な3重4重瞼になっている。目に良いと聞くブルーベリー100%ジュースや Q&Pコーワiなども試してみたけれど、今のところ屁の突っ張りにもならない。
中学の頃までは両目1.5の視力だった。授業中、隣の席の近眼の子に、板書した ノートを写させてあげるほど良く見えていたのに、高校に上がってから急に 黒板の文字が翳むようになり、親の勧めで初めて軽い近視用の眼鏡を作った。 かけるのは授業中だけだったが、以後視力は低下の一途で現在に至る。
大学生の頃は、目が悪いくせに粋がって昼でも夜でも必ずサングラスをかけて 外出したものである。理由は、カッコよく見える(と思った)から。バカです。 当時、ワカモノのグラサンといえば黒だった。その頃は浜省ファンではなかった けれど、サングラスがアタシのトレードマークとなっていた。そうでなくとも 何もない路面でけっ躓くのに、若気の至りとは言え、思えば無茶をしたものだ。
視力回復センターで指導員のバイトをやった時は、当然ながら眼鏡はまずい ということで、今度はコンタクトレンズを作ってみた。違和感の少ないという ソフトレンズが欲しかったが、花粉アレルギー持ちにはタブーだと言われ 思い切って一番値の張るハードレンズにした。ところが… 入れるのが下手で、コンタクト装着のために朝は1時間も早く起きなければ ならず、入れたら入れたで、瞬きするたび瞳の上でレンズが上下に動く。 これが鬱陶しくてたまらない。ようやくセンターを閉める時刻になると ロッカーにとんで行って外すのだが …外すのも下手ときたもんだ。 目尻を引っ張って、掌の上にピン!と弾き出す人もいるが(それが普通らしい) そんな恐るべき芸当、アタシにはコパーフィールドばりのイリュージョンに映る。 先ず溢れんばかりに目薬を注し、蛸の吸盤のようなものがついた棒でキュッと 吸い付かせ、ポンと取る。そのたび眼球にレンズの縁が丸くめり込むようで 気が気ではなかった。そのアルバイトは4ヶ月程度で辞めた。
来年は免許証の更新である。眼鏡の新調は必至だろうな…(-_-;)
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