みちる草紙

2005年11月19日(土) こたつで根を生やし

3本ぶっ続けて映画を見た。

�.譽戰奪� (主演:ジョーン・フォンティーン)
��禁じられた遊び (主演:ブリジット・フォセー)
�D愽� (主演:グレタ・ガルボ)

どれも十代のうちに見たものだが、記憶がもうあまりにも古いので
年を取って世間ズレした目で見返すと、新たな発見が幾つもある。
クラシックは、内容が明解で、鑑賞中飽きることがない。
映画は批評家向けの読み解かせるものではなく
大衆の娯楽のためにあることを、改めて知る思いがする。
そして現代の商業映画に欠けている、製作者の役者起用の徹底したこだわり。

先ずローレンス・オリヴィエとロバート・テイラー。しみじみ美男だなぁ。
美形に興味がないと標榜しつつ、(役柄もあるが)クラッといきそうになった。
ガルボの顔はまさしく北欧の神秘というか、あの美しさはハリウッドにおいても奇跡だ。

�―醋噂个廼未陵舛望茲襪函∨寨茲呂海鵑壁�に色々苦労するもんなんだな。
 レベッカの亡霊は人々の噂と妄想の中に存在し、姿を現すことはない。
 そこはヒッチコックの演出の上手さだ。
 フォンティーンはデ・ハヴィランドと共に、現在も存命中のご長寿姉妹。 

��貧しい百姓家の不潔さ、汚らしさ、粗野さ。おフランスなのに…。
 最近の映画は、演技同様、ヴィジュアルのリアリズムも見習って欲しい。
 この作品に決まって冠せられる「戦争の悲惨さ」「命の大切さ」という
 紋切りベタ批評はいい加減何とかならんものか。
 王女マルガリータによく似たあどけないポーレットも、来年還暦だそうで。

��あれ、ガルボの声ってこんなに魅力的だったっけ?
 “スウェーデン訛りでドスの利いたハスキーボイス”
 などと抜かした淀川長治は耄碌ジジイだ。あの耳に心地よい低音を。

ああ、お尻が痛いよう…。


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