ちょっと、もう、へとへとで
寝ても寝ても追いつかなくて
何時間ともたない涙腺に文句を言う。
クリスマスがやってきた
たのしみは、たしかにつかんでいたと思っていたのに
寒風にふきとばされて消えてしまったのか
あたしには見えなくて
見えないよ
なにもしたくなくて なにも食べたくなくて それでも道化てるのに おまえなんてうるさいしんじゃえ 唱える呪文 朝、まぶしいひかりのなかで消えたいとつぶやく もう何もかんがえないうちに口からこぼれてくる ことばだった。
ハッピー・クリスマス
かけらでもいい 残るといいのに
23日、夜
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