『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2006年05月01日(月) 散乱文書

長いような短いような
ねじれた時間が落ちてこわれて再生し
四月もおしまい
そう
きみからの電話を聴きながら開けた窓より
吹きつけた風がそう言った

……夏だね

去年の今頃は
あのひとがいたんだ

……また、あたしこう言わなくちゃならなかった
また、また、また。

あなたにつらなるものだから
パソコンに触れたくないとからだが言う
臆病なわたしで、ごめん
ただ、もう、ふいに消えるもぎとられる
その暴力だけは……きらい、なんです

胸のそこでなにかがいたんで死んでいくの
……ごめん。

バイト、よろよろ続けてる
二回くらいひっくりかえって
おととい、ひとつ自分を諦めました
どうしてこのカラダってば、壊れていくのか
決めて諦めるのは、悔しいです
でも
ひとさまに見せて見苦しくないほころびないよう
今、を維持するようにできなくて

冬が終わって
このところ俄かに顕在化したのは
不安で
漫然として奥底を食い荒らしていく
笑顔がはりついてあたしは泣けない
真夜中にうろうろ歩いてみながら
あたしがときどきあたしをみうしなうので
コーヒーばかり飲んでます

ひとりになったら泣けるのかな

いつになったらきちんと
まとまってくれるのかな
この頭は
記憶は


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真火 [MAIL]

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