2006年07月02日(日) |
SummerSale |
痛み、というやつに 日常をふりまわされて 何日たったでしょう。
傷んでいくのはカラダと一緒にココロですか。 消えうせたくなり 刃物を怖がり、同時に 吸い寄せられる 腕をなぜると膨れたままの去年の傷のなごりが ふうとあたしを呼んでいて
……ちがうちがうちがう。
喧嘩を売るみたいに なにかをしたがり 予定を立てては 痛みに負けてみんなが白紙、 かなしいななんて泣くまでもいかず 痛いの塊になって倒れるばっかりでした 七月になったとて 回りはセールにそわそわするけど わたしは、ね 半時間でダウンして 鏡のなかのぼろぼろの顔、熱出したまなこで見るに見られず
ぴりりんと痛いほっぺたの顎のちっぽけな発疹 こわがりながら(またヘルペスさんは嫌です嫌だ)
たまにはね たまには 笑って外に出て、いろんなものをそのままみて 泣くことなしに、帰ってきたいや、 顔、落っことして闇雲なものになるのでは、なくて
おかいものにいきたいな ちっぽけなものをいっしょけんめ見て くたびれたらお茶でも飲んで ささやかな戦利品かかえてうちへ帰りたい
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