めをみひらいて 五感はフル回転、そんな あたしには さよなら
拾いたくない景色も この眼はみた ひつようのない音も 耳はさぐった なにも言わない喉が ここにできて 泣きたいのもわからないで手放しで わらうひとりを繰り出して
耳をすませる 研ぎ澄ませる ほしいものをふやせるように なくさないように
からっぽを見ないでいいように
さよならを言うように たたかうか
闘え。
あたしを見つけるのはたやすくないと笑えないことがらの染む はるさきの迷路で空手でさがす、かわいた涙の行く先なんかを 生きるとか生きるとか死なないとかむやみに繰り返さないでも 息を、していけるように
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