 |
 |
■■■
■■
■ (日記) 信大二日目結論出ず。
もしもアタシの予想通り、アタシの病気がほんとうに「線維筋痛症」だとしたら、どんな病院にかかろうが、すぐに検査結果など出る訳もなく……。 そもそもこの病気は、検査結果が出ないと言うのが一番の特徴の病気なのだ……。 だから今まで、あちこちの病院をたらいまわしにされて、何十年も経ってから、やっとこの病名が付いたと言う症例も多かったみたいだ。 しかも原因も治療法もいまだ確定されていないので、病名が特定されたとしても保険適応外の病気だと言う。 と言う事は、いくら生命保険に入っていても、入院保険金や死亡保険金は下りるにしても、治療に対する補助は下りないと言う事でもあるみたいなのだ。
結局きのうも検査項目を増やしただけで病名は付かず、医者曰く、「この病気ではない。あの病気でもない。ではこの病気はどうだろうか?と、検査をして消去法を取りながら線維筋痛症にたどり着くという工程になると思うんですよね」と言うようなことを言っていた。 次回の再診は24日だそうだ。
アタシにはもうそんな悠長に構えている時間もお金もない。 店を満足に開けられなかった日はもうゆうに通算一カ月を超えてしまった。 チョンマゲの収入だって足が悪くて正社員ではなくなってしまったので十万前後だ。 明日のコメや醤油にさえ困っていると言うのに、そう何度も何度も信大にだって通えやしない。 何かの手立てを考えると言っても、運転さえ満足にできない日の増えたアタシは、どこへ行けばいいのか、もう頭も身体も心も回らない。
大原麗子さんが、インターフォン越に詰め寄る記者たちに「私の身体、一体どうなっちゃってるんでしょう…、アナタたち何とか教えて下さいよ!!」と泣きながら叫んでいた気持ちがアタシには痛いほどよく解る。
お金も尽きて身体も満足に動かせないアタシ達に、まだ何かの手立てがあるとしたら、本当になんでもいいから教えてほしい気持ちでいっぱいだ。 こう云うネガティブな事を書くと、又人様を困らせたり叱られることは十分承知だけど、今のアタシたちと同じ経済状況で、このような身体の状態になって、なお前向きにポジティブに考えられる人が居たとしたら、なんでそういられるのか教えてほしいし、今のアタシはそんなに強くはなれない……。
どんな苦境に立たされても、自分の本当の気持ちをひた隠しにして、明るくポジティブに居られる人は健気で立派かもしれないけれど、アタシのように心の叫びを本音でぶつける人間が一人や二人いても、この状況ならいた仕方ないか……と、今しばらくはどうか温かい目で見て我慢してほしいのだ。
今は気持ちも身体も気まぐれで、深く沈んでみたり、全然普通だったり、却って明るかったりと、様々だ。 アタシはこれでも単純バカなので、チョットした事でまだ笑えたり、嬉しかったり、希望が出たりもする。
なので今まで通り、ジョークで笑わせられるような日記だって書ける日もあると思うし、今日のように暗い日記になる事もあると思うけど、それが今のアタシの日々の心の状況&本音だと思って、まだ付き合ってやってもいいかな、と言う人は、これからも付き合って下さい。(笑)
2012年05月16日(水)
|
|
 |