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■ (日記) ナンパ(客引き)しちゃったよ・・・・・・。
土曜日、いったん店のカウンターに仕入れの荷物を置き、看板を点けた後、店の駐車場に車を止めに行き、徒歩で道路を横断してたら、ちょうど真っ直ぐに歩いてきた一人の男性がアタシの直前を歩く形になった。
しかし肩を落とし、ゆっくりと歩いているので、アタシは氷も荷物の中に入っていたので店に早くつきたく、追い越そうかどうしようか迷っていたのだが、追い越すのが何となくためらわれたので、そのまま彼の直後を歩いていたのだが・・・・・・。
その男性もアタシの店の方向に曲がり、なんと、アタシの店の前に立ち止まり、ドアにかけてあるブラックボードの案内書きを読んでいるではないか・・・・・・。
アタシは読み終わるのをじっと近くで待っているのもおかしな図なので(笑)「よろしかったら、いかがですか?」と、思わず声をかけてしまった。 振り向いた男性はなかなかの好男性で、「いくらくらいで飲める店なんですか?」とにこやかに聞いてきた。 なので「スナックみたいな造りですが、居酒屋みたいな店なので2千円もあれば飲めますよ〜」と答えたら「じゃぁお邪魔してみようかな」と一緒に店に入ってきた。
彼は生ビールを頼み、アタシにも「ママも良かったら一杯飲んでください」とご馳走してくれ、付き出しのインゲン料理を「旨い旨い」と食べ、付き出しのお代わりをし、ソレからはリラックスしたのか、ポツリポツリと話をし始めた。
アタシは脱がせ屋マキュキュなので(笑)さりげなく話を聴き出すのがウマイ。 話を聴けば彼は40歳らしく、ここでは(H)さんとしておこう。 彼はとても深刻な悩みを抱えていて、どうしようもない気持ちで飲みに出たのだと言う。 その悩みはプライバシーの侵害になるのでここには書かないが、どうりで肩を落として寂しげに歩いていた訳だ・・・・・・。
彼は悩みを全てカミングアウトしてくれ、アタシはその悩みに対し、アタシの経験上の失敗談やアドバイスなどを交えながら彼の言葉に耳を傾ける。
「いやぁ、この店に入ってきて本当に良かった・・・・・・。でも何か不思議な店だなぁ・・・・・・。すごく元気がもらえてる」 と、経営者冥利に尽きるほめ言葉をくれ、そこにユッコがいつものハイテンションで入ってきた(笑)
ユッコは隣の店でご主人と伯父さんと飲んでいたらしく、アタシに本場の讃岐うどんを届ける為にチョックラ寄っただけなのよ。と話し、(H)さんともいつものフレンドリーさで三言四言話をし、「ここの店は良い店だからくれぐれもよろしくね!」と(H)さんを丸め込んで(笑)そそくさと隣の店に戻っていった。 その後も彼といろいろな話をしながら飲んでいたら、ユッコが旦那と伯父さんを連れて戻ってきてくれ、(H)さんを交えてカラオケ大会に・・・・・・。 もうその頃は彼も常連客の一人のよう・・・・・・。
その後はジョージンちゃんたちや(T)教授たちも来てくれ、店内は急ににぎやかに・・・・・・。
(H)さんは結構飲んでくれちゃい、電話番号も交換し合い、アタシの日記もお気に入りに入れてくれ、満足気に帰っていったので、家はチョット遠いが、又きっと来てくれることだと思う。
しかし、人間の出逢いって本当に不思議だな・・・・・・。 彼を追い越していたら彼はからくり箱に来ることも無かっただろう・・・・・・。 彼は来るべきして来たお客さんのような気もするし、彼もそんな事を言っていた。 何しろ「この店に入ってきて本当に良かった」と言ってもらえたことが嬉しかった。
金曜日と土曜日と、珍しく両日とも結構にぎやかで、アタシも体の痛みが吹っ飛ぶくらい楽しかったなぁ・・・・・・。
サテサテ話は突如変わるが・・・・・・。
先日の夜、ふとTVのチャンネルを変えたら、「深夜食堂」と言うドラマをやっていた。 マイミクの中でも話題にあがっていたドラマなので、前からとても観たかったのだ。
何かあのドラマ、初めて観たけどなかなか良いな・・・・・・。 ああいうドラマ大好きだ。
アタシの店もあんな店が理想だな・・・・・・。
2012年07月16日(月)
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