|
|
2002年05月09日(木) ■ |
|
戦場へ |
|
例会中に某商社から電話が来た。 最終面接の日程がうまくかみ合わず保留していた企業だ。 4月30日に他の人は最終面接だったから、 それで内定者10人をはじき出して、もう出番はないものと踏んでた。 しかし「もう一度お会いしたいと思っております。」 たぶんオレだけの為に面接を用意してくれたのだ。 断るのは忍びないと思って受けることを決意し、「お願いします」と答えた。 なぜかそれだけでホッとした声で甚く感謝された。 向こうも必死なのだ。 今朝の新聞に関西中堅企業の景気動向アンケートの欄に、 雇用についての記事があった。 それによると不況を逆手に、 「優秀な人材を確保しやすく中小企業にとってチャンス」 という認識があることを知った。 就職の氷河期だからこそ、人材確保ができる。 会社は必死なのだ。
家のポストにサンクスから封書が届いていた。 「よっしゃー!!」 封を破ると内定通知書が入っていた。 最後まで残った。全国で45人の中に入った。それが気持ちいい。 何よりも説明会後、結果が出るまで2ヶ月半もかかっただけに 大きなうれしさが込み上げた。 努力しただけ結果はついてくるよぉ!!
明日から本命の企業の選考会が始まる。 落ち着かない。 戦場へ派遣される兵士の気分だ。 命は1つ。 コンティニューはできない。
妙心寺の東林院に出かけた。 去年から残念ながら行けなくて目をつけていた 「梵燈」の夜間特別拝観だ。 確か4日間ほどしかやらない貴重な拝観。 「梵」と言うのは煩悩を消し去るということ。 庭園に点在するローソクの灯りを縁側に座って、 落ち着かない煩悩を払った。 むちゃくちゃキレイで言葉を失った。 ただただ眺めていた。 心の闇を照らしているようだった。
妙心寺東林院↓ http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001may/09/02.html http://www.thekyoto.net/kyoukyou/0105/010510_01/index.html
|
|