2004年03月09日(火) :
好きな国
『アヌビスの門』上下巻、出てました買いました。 ちうか、初版が1993年で二刷が今回やっと……。もうちょっと、何ていうか頼んますよ早川さん……。増刷してくれよ……日本語版独占権持ってるんなら。ペリー・ローダンを全部在庫しておけ、って言うんじゃないんだから(いくら何でもそれは絶対に無理だ)。 『悪魔の機械』は古書店でも見かけたことないんですよねぇ。訳者翻訳に堂々と載ってるけど。 まだ何となく勿体無くて読んでません。
さて、小説の舞台になる国で、この国が好きだ、というのがありませんか? 中国が好きだ、というのは今更言うまでもないことですが、実は私はイギリスも好きなのです。最近熱心に読んでる『修道士カドフェル』のシリーズも十二世紀のイングランドの一地方が舞台だし。 とはいえ、イギリスの文学モノ、というわけではなく、ぶっちゃけて言ってしまえば、ヴィクトリア朝のイギリスが好きなんです。霧の都ロンドン、紳士と淑女、二頭立て馬車、ガス灯……。昔、シャーロッキアンだったから……。 つーわけで、モチーフがずばり重なるスチームパンクに惹かれるのは、ある意味花に吸い寄せられるミツバチ状態だったのかも。笑 それにしても、宋都・開封東京と言い、霧の都ロンドンといい、「都市」が好きですね私。
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