気分刊日記

2002年05月18日(土) アカデミー賞作品を観てしまた・・・

 券が有ったので、思わず観に行ったのは今年のアカデミー作品賞受賞『ビューティフル・マインド』。恐らくここ6年以内のアカデミ作品賞受賞作は1本も観ていないはずなのでかなり異例の鑑賞。酷く期待しないで行った分そんなに退屈もしなかった。

 『ビューティフル・マインド』:実話に基づいたお話なのだが、サスペンスかと思う様な造りだったのでかなり衝撃的。もっと、ヒューマンな作品かと思った。
とにかくラッセル・クローが嫌い。あの男臭がムンムンと漂うとこが・・・。だいたい数学者に見えない!知的に見えない!それでも、ジェニファー・コネリーがかなり復活している事に感動。「ラビリンス」の頃の少女の面影と、その後のフェロモンムンムンのぽっちゃりし過ぎた成熟っぷりが記憶に残っていたので、アカデミー助演女優賞候補と言われても信じていなかったのだが、かなり絞れて、レベッカ・デモーネやホリ−・ハンタ−の様な一本筋の通った芯の強さが感じられる演技だった。あと、チャールズ役のポ−ル・ベタニ−はいかにもイギリス人舞台俳優ぽい上手さが好印象なので、今後のハリウッドでの活躍に期待。勿論、チャールズの姪役のヴィヴィアン・カードーンも良いのだがまだなんとも言えないお年なので次回作でお目にかかった時にでも。後半役者達が老けメイクを重ねて行くのだがなかなか本物っぽくて感心。


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