気分刊日記

2002年06月02日(日) 勉強しよう、そうしよう!

 今朝は昼から起きて友人と深大寺に蕎を食べにゆく、昼飯である。東京で今年一番の暑さらしい文月二日目の日射しは、薄い若葉からしっかりとした強みの有る緑へと成長を遂げた深大寺の新緑に所々遮られ時折ちくりと肌を差す程度の心地よさだ。日曜と言う事も有りそぞろに訪れる参拝客も幾分多く感じられる。友人が持ち出した旧式のカメラで取り留めの無い写真を何枚か撮ってみる。ピントや露出を手動で行わなければならない少々難儀な代物だが、思いもかけない味の有る写真がとれる事を望みつつ、シャッターを切る。と、いきなりシャッターが切れなくなり二進も三進もいかなくなてしまったので撮影は中断。一服もかねて蕎屋に席をとる。旧知の店でも有るので御主人と語らう一方、仕方なくカメラを開けてみるとフィルムが絡まっていた。撮影はまた後日、きちんとカメラの使い方を把握してからとなるようだ。表に陣取り天ざるを頂く。初夏の日射しの中頂く、ざるのさっぱりさはまた格別である。
 ひとしきり話もすむと、天気が怪しくなってきたので足早に店を後にする。帰りの道すがら幾つかの買い物を済ませ、友人を送り届けてから帰宅する。アルゼンチンvsナイジェリアが始まっていた・・・。今日はこの後『CORNELIUS』のライブへ向うので、今夜の試合は全て録画して行かねば。しかし、コンサートからの帰路で試合の結果を聞かずに帰って来れるののだろうかとちょっと心配である。
 果して、大きなリュックを背負ってタワーレコードでアニメ雑誌「NEWTYPE」を探すドイツ人らしき人物と、代表ユニホームを着た赤ら顔のイングランド人は多く見かけたが、彼等から推測するにはちょっと微妙な結果だったようだ。幸い結果を聞かずに帰宅できたので、新鮮な気持ちでビデオでの試合を観れた。

 『CORNELIUS』:CORNELIUS自体さして好きなわけでもないのだが、なんとなくそういったスノッブなライブの雰囲気に酔いしれてみたいと言うか、実は結構テクノを期待していたんだ。あとは、対バンが“暴力温泉芸者”・“Buffalo Daughter”・“ASA-CHAN&JUNRAY”など、ちょっとハズレが無い面子なので退屈することは無いかなと思いまして。
 “暴力温泉芸者”:T-シャツとか見ていたら、いきないフロアからストレートなノイズが轟音で響いてきた。気付くのが遅かったので入り口付近で眺めていたが、久々に聞く純粋なノイズで嬉しくなってしまったのだが、しょっぱなから客を引かしている!出来ればスピーカーの正面で陶酔したかった。
 “Buffalo Daughter”:やっぱ大好き!ユミコさん素敵!最新作“I”からの曲も含め、前作“New Rock”などもう至福の瞬間atスピーカーの前。
 “ASA-CHAN&JUNRAY”:「獣がれ俺らの猿と」のラストで流れた“花”が素晴らしかったので、いかがなものかと思いましたが…なんかそれ以外の音はちょっと感性が古い感じがした。ステージの合間に出てくるDJ的なポジションだったので、客も引いて良いんだかなんかもてあましていたのは可愛そうだった。
 “CORNELIUS”:期待していた通りおしゃれ、でもって、ROCKなんで立てのり。テルミン操作を客にさせる客参加パートありと、かなり一体となっていた。


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