いきなりですが、BoAちゃん、コリアなのにちょっと増量し過ぎ!日本での仕事が多いものだから飽食過ぎてキムチ食べてないんじゃない?せめて後ろのバックダンサー並みに落さないと見るに耐えません。と、どうでもいい事を一言。
さて、本日も夕刻につらつらと出かけたのは半蔵門の東京FMホール。半蔵門線を使ったのだが二子玉当たりで花火大会が有ったらしく渋谷駅は浴衣の姉ちゃん含み大混雑!で何を観たかと言うと、ヤフオクで購入した阿佐ヶ谷スパイダース 『ポルノ』を観劇しに。しかし、酷い所で芝居をうつなぁ!それも席が端ッコの方だったンでなおさら見難い事。どうしても小屋が押さえられなかったんだったらまだしも、そこそこ名の有る劇団になったんだから、こんな体育館みたいな所ではなく、もちっとお客の事考えた所を探しておくれ。じゃなかったら、わざわざ再演なんてしてまで公演しなくても待っているから。ちょっと前に「十字架」やったばかりなんだし。この後も年末のパルコ劇場で「マイ・ロックンロール・スター」やるんだし、なんてこと思ったけど、猫のホテルの千葉さんも「十字架」(グローブ座)やって「キャノンボール・ハイ」(スズナリ)やって次は「ビルの中味」(本多劇場)と連チャンか?
取り敢えず、20:30ごろに観劇を終えて渋谷まで出ると、日頃乗らない路線だったので訳解らん所に出てしまう。まあついでだからと、そのまま『パルコ フィクション』を鑑賞。さらっと観終わって帰宅の途に就きました。
阿佐ヶ谷スパイダース『ポルノ』:劇評:つまらなくはなかっけど、前回の『十字架』を観に行かなかったことを改めて後悔した。話の作りや、story tellingは及第点ながらもなんら新鮮味や際立ったものは感じなかった。けど、私的に前回の「ライヒ」と比べて“長塚ノワール”と言われる、センス&カラーを再確認させて頂いたってとこかな。この手の話の壊し方は‘ナイロン100℃’や‘大人計画(by松尾スズキ)’の方が上なんだけど、彼等は個性があまりにも突出しているのでどんな話でもかかなり反則を使ってでも魅せてしまうのだが、長塚芝居はかなり正統派の芝居をベースにしている感が有る。まあ、私も学がないのでたいした事言えませんが、なんか今回シェークスピアの「真夏の夜の夢」みたいな印象を受けたンよ。役者的にも、半分の人は何回も観てる人なので安心こそすれ意外性は乏しい。伊達さん、富岡さんは始めて観たと思うんだけど‘なんかっぽい’って思っちゃったので特に印象は無いッス。で、私は男性なので岩橋道子さんなんですが、面白くて可愛い人ですよね、お幾つなんでしょう?職場にそっくりな人がいるんですよ30才で人妻ですが。前回のライヒでも、松浦さんが可愛かったので‘ベターポーズ’観に行ったので、調子こいて‘ラッパ屋’ 観に行こうかしら? 非常に無難な‘阿佐ヶ谷スパイダース’
『パルコ フィクション』:パルコでかかってはいるけど、ユーロスペースとかアミューズでもイイかなって空気の映画。役者も小劇場系の人をちりばめ、そのキャラも生かしつつ監督のカラーで仕上げている。役者だと、真野きりなさんがロングの印象があったので、ショートだとまたイメージ違うな。女優陣は総じて抜いた演技の方が多い。そう考えると「裸足のピクニック」も「秘密の花園」でも「アドレナリン・ドライブ」でも主人公が‘おとぼけな女性’なのは矢口&鈴木氏の好みなんだろう。とりもなおさず、監督・脚本の二人のいつまでも洗練され過ぎないアマチュア精神が心地よいほのぼのショート・コメディー。
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