気分刊日記

2003年04月26日(土) 多摩日記

 昨夜は珍しく家に帰った。でも木曜に泊まった・・・。そんな訳で土曜の朝を久しぶりに自宅で迎えた。でも、一週間何もしなつけで、掃除とかしていたらあっと言う間に夕方。本日は多摩センターの第1回アート・バザールinTAMAにて行われるパルテノン多摩小劇場フェスティバル2003に参加の御贔屓劇団シベリア少女鉄道『笑ってもいい、と思う。2003。』 を観劇。基本的に最近王子を離れることが無かったのでやっと友人を誘えました(でも多摩かよ!)。見たいというので、友人の連れが当日券を買いに行ったら完売。それもそのはず劇場は満席!王子の2.5倍の席が満席ですよ・・・これから買い辛くなるなぁ。
 中身はさておき次回は三鷹の森で上演と、ちょっとづつ下北に接近中!個人的には三鷹は激近所なので、モチのロンで行くだわさ!ホイホイサッ!

 シベリア少女鉄道『笑ってもいい、と思う。2003。』:知ってはいたのだが、2時間に及ぶ前半が後半20分のバカ・コントための大いなる前振りだということを・・・。それでも、前半は観るものに苦痛を強いるあんまり上手くな役者による居心地の悪い『3年B組金八先生featuring上戸彩』が延年続く。この劇団を余り知らない人はコレだけでダメだしをするだろうし、席を立ちかねない。実際、友人も何度席を立とうと思ったことかと言っていた。但し、それを我慢して訪れる最後の20分は、それまでの2時間をみごとに伏線として消化した一大バカコントが展開。多分、この劇団を全く知らないで見通した人は、演劇と言う固定概念・物語を演じると言う次元とは別の次元の舞台を見せられることで、ただただ唖然とすることだろう。友人曰く、「パズルのような芝居だね」。
 ただ、この芝居(劇団自体の)初演が3時間あったと言うのだから今回の2時間短縮バージョン&現時点での役者のレベルを考えると、初演の3時間を耐えるのは相当厳しいものだったと思う。毎回思うのだが、この劇団は本当に役者のレベルUPが急務!これから注目度も増すのでなおさらです。


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