今日は、先日の日比谷野音ライブに行けなかった人のためにってことで、平日の昼間の日比谷小音楽堂でクラムボンの野外フリーライブが有った。会社から20分くらいの所なので昼休みにちょっと抜け出して観に行ってみた。
基本銀座線を利用しているので、定期で銀座まで行って日比谷公園まで歩きました。とは言え、今日は猛烈に暑かったので、何と公園までず〜と地下道を歩きました。知ってました?何と銀座、もっと言うと東銀座辺から日比谷公園の真ん前に出るA14番出口(千代田線?)まで地下を歩いて行けるんですよ。多少のアップダウンは有りますが、外より涼しいですし、人も少ないし排ガスも無いのでらくちんです。
12:30スタートの所、13時位からだいたい30分程。ヱビスのテーマ曲から「波よせて」までの3曲聞いてきました。平日にも関わらず結構な人がいて、また家族連れも居て最近のクラムボン人気を実感。会場も、苔むすアスファルトに鬱蒼と茂る木々に囲まれて、さながら森の音楽会と言った感じ。平日の昼間のオフィイス街なので、余り大きな音を出せないようでそれが逆に語りかける様な曲調を醸し出して何とも手作り感溢れる昼の一時。私は、途中で帰ったけど、今回の野音ライブでやらなかった「おだやかな暮らし」「サマーヌード」も演奏した模様。夏休みの学生さんは最後まで来てたんだろうなぁ〜、昼間っからビールなんか飲みながらだったんだろうなぁ〜良いなぁ〜。
で、夜は今日もレイトショーを観て帰ってきました。『スクリーミング・マスターピース』と言う、アイスランドのミュージックシーンを写し取ったドキュメンタリーです。
『スクリーミング・マスターピース』・imdb 映画は大して面白く有りません。本当にアイスランドのミュージックシーンを練り歩いて、様々な音楽、様々なミュージシャンを紹介してゆくのが中心です。まぁ、余りにもマイナーな人が多いので要所要所にBjorkが出て来ます。彼女は世界的なミュージシャンに成っているのでその求心力はPRにも使われています。
昨日のブータンではないのですが、日本人でもアイスランドとアイルランドを間違えてしまう人も多いと思います。オーストリアとオーストラリアみたいに。でも、この氷の島の音楽事情はある意味凄いんです。どう凄いかを伝える事、どういう土地か伝える事が今回この映画に託された使命の一つだと思うんですが、今イチ編集が下手で伝わりにくいと思います。そんな、この映画のコピーは『ここには音楽の遺伝子が息づいている』ってことです。
スタートから色んなミュージシャンの演奏と、「アイスランドで音楽をやる事」みたいなインタビューがつづきます。音楽ライターのインタビューなんかも出てきます。これが延々つづいて、映画の後半に空撮の映像と共に以下の一文が出ます。“人口30万人、音楽学校90校、合唱団員6000人、オーケストラ400、バンドやDJは数えきれず・・・”で国土は北海道と四国を合わせた程度、これだけでこの映画のすべてを表しています。この一言を補足するために2時間ばかりの紹介ビデオが流れるのです。
でもまぁ、この映画の中で紹介されるミュージシャン、音楽の多種多様な事!しかしこの点に置いては、ここのHPをよめばより詳しく、って言うか映画観なくても良いかもってくらいアイスランドについて色んな事が書いてあります。実はこのページも2年位前からちょくちょく覗いていました。そして、劇場ロビーでは今回紹介されているミュージシャンのCDが買えるように成っているのですが、実はこの中の一組のアルバムを持っていると言う事に気付きました、Mum。だいぶ昔に買ったのにミュージシャンの事全く知りませんでした。まさかアイスランドの人だとは・・・。
|