超雑務係まんの日記
DiaryINDEXpastwill


2003年06月18日(水) ヒデ(24)

二日前にもらった電話に取材中で出られなかった。
ヒデはあの時、何をメッセージしたかったのだろう。



俺に、何を話したかった。。。。。。。。。。。。。







「また今度」って言われて、実現しなかった事、
たくさんあるよ。


「先生、今度、鴎外教えてよ」
「今度プル−スト読んで、先生に感想言うからね」
「バイク乗って、今度札幌行くよ!」
「先生、先生!今度さ、メタルのすごいCDかりにいくから!」
「今度みんなで集まってまたカラオケ大会だよー」







「今度」

そう聞くと、
決して来ない「いつ」

と感じてしまう。







ともあれ、
君はもう社会の重圧や
ぼんやりとした不安や

毎日怯えて暮らすような

そんなバカげた敵と闘わずにすんでしまった。









おい。

本当はまだまだ。

教えてない事。

たくさんある。









教え子だったヒデ、親友だったヒデ、俺に勇気を与えてくれたヒデ。

よく頑張った。
最後まで、正直に苦しんだ人間。
ヒデが一番マトモだった。






。。。







バカヤロウ。
大バカヤロウ。











僕は最後までキミの先生でいられましたか?




ヒデ 永眠 2003年2月24日。

22歳。


まん |MAILHomePage

My追加