こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年09月06日(金)  新世界秩序記念日 911

 アメリカの同時多発テロ事件から11年前の9月11日。

 つまり、いまから12年前の9月11日。

 おとうちゃんの方のブッシュ大統領は「Toward a New World Order」(新世界秩序にむけて)という演説を連邦議会で行った。

「ペルシャ湾岸危機は、一致協力を歴史的時代を実現させるための稀にみる好機を与えてくれた。この厄介な時期を抜け出せば、一大新世界秩序の出現を見ることができるだろう。我々は今、“連合国戦後世界管理機構”(a United Nations )が、その創設者たちが思い描いていたとおりに働いてくれる光景をこの目で見ることができるところまできている。」

 ペルシャ湾岸危機って言うのは、90年8月2日はじまった湾岸危機のこと。
 それが引き金となって、91年1月17日湾岸戦争が勃発した。
 このオヤジの言ってるのは、あの戦争のお陰で、世界政府の実現が速まったってこと。


 去年の今頃も、台風が沖縄を襲ってた。

 湾岸戦争で、全指揮を行ったジョージブッシュのその息子が大統領となった。
 湾岸戦争で、米軍統合参謀議長のコリン・パウエルが国務長官についた。
 イスラエルでは、アリエル・シャロンが首相となった。
 日本は小泉が首相になって、有事法制やなんだかんだと法制が立て続けに決まっていった。日本人に背番号をつけるっていう住民基本台帳もね。

 歴史は巡り、因果はまわる。
 世界は第三次世界大戦を望んでいるのだろうか?。

 ってことを、ちょうど去年の今頃、考えていた。

 新世界秩序と呼ばれるニュー・ワールド・オーダーは、結局のところアメリカの覇権主義が地球規模に広がりはじめたことに他ならない。

 困ったね。こまった。

 さて、こういうときどうするか、ことが起こってから後悔しても遅いんだよね。

 近頃、私のまわりには精神を病んでしまう人が増えている。
 社会全般的にそうなんだとおもう。ストレスの多い時代ですもの。
 私のほんとうの身近では、さすがにそういう人はいない。
 なぜか?。それは脳天気に、自分のこころのままに生きるのが、一番いいってことをみんな知っているから。

 ほんとに大事なものを、大事にするってことは意外に難しくて、簡単なこと。
 いまの時代を生きる人で「ほんとに大事なもの」がなにかって、わかっている人はあんまりいないみたい。
 それって、すごく悲しいね。

 精神病の話しを昨日、友達としてたとき、けらけら笑いながら彼女がいった。
「あのさー、家畜ライフをエンジョイするか。
 家畜であることさえも気づかないかどっちかなんだよねー。
 中途半端にさ、オリの中に入ったまんま考えるから狂うんだよねー。
 誰もころしゃーしないんだから、悩むくらいならオリから出ちゃえばいいのにねぇ。
 バッカだよねぇー。」

 まさしく!。

 私たちは、いますでに家畜。まずは、それを自覚しなくっちゃ。

 その上で、それをエンジョイするか、それがイヤなら抜け出しちゃうしかないんだよ。

 戦争するのも、加担するのもいやだもの。私は家畜ライフはエンジョイできなーい。
 いくら面白いテレビやビデオや映画を与えられても、人生という泥臭い生ドラマの方が面白い。

 いくら美味しくて甘くていい香りのフルーツやケーキや、美味しいお肉やお酒が安くで手にはいったとしても、
 ほんとの手間暇かけた自然の、地球の味のする食べ物の方が私は好きだもの。

 楽しく、笑って、幸せに、生きていきたい。

 人が幸せになるための手伝いならするけれど、
 人や地球が苦しむための手伝いなんて、殺されたってしたくないさ。

 私?。私は私の人生をエンジョイしますよぉ。
 いまも、ほら。
 夕焼け空は、世界のはじまりの日となにもかわらずに、こんなに美しいんですもの。


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