2002年07月16日(火) |
His only poet |
なんか、昨日の日記の題名、ランキングに反映されてなくてちょっとカッコ悪い。 それはともかく台風すごいね。特に去った後。
ホント言うと今日は、もっと熱っぽくぐらぐらと落ち着かない一日になるかと思ってたんだけど、案外平気なようで夜になってしまった期待外れのような日。 理由を考えてみると、あいにく降られた土砂降りにいっそゆっくり濡れながら歩いて帰ったのと、そのあとも窓の外で荒れ狂ってた雨風が発散してくれたのと、かな。 僕はけっこうみっともない人間です。
逃げ出して、しまいたい。 いろんなこと。 僕は高潔な言葉は吐けるけど自分はそうじゃないのを良く知ってる。 それは、 自分が高潔でないのを知らないよりずっと、 恥ずかしいことかもしれない。
友達に暑中見舞いを書こうと思って、素朴なハガキを買ってきた。 でも詩が書けてないから、満足に書けないかもしれない。 素直に書くだろうけど。
僕の中に、嵐があるのを、 いつも僕は思っていて、 それはいつも明確にどこかを指し示しているのに、 僕の羅針盤はブレて回って、視界もうまくきかない。 何度も何度も眼鏡を拭いてみたりする。 もう夏が来ているのに、 再び季節は巡っているのに、 僕の中の嵐はそれを気にも留めずいつもまっしぐらに何かを指差す。 僕の肺を圧迫して、 僕の思考も妨害して、 僕が目を逸らさないように羽交い絞めにして動かない。 だから、と言ったら嘘になる。 僕はいつも、あのひとの声を聞いているような気分になる。 泣きたくなる。幸せに。 あのひとが耳元で囁いているような気持ちになる。 今も。
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