2002年07月17日(水) |
seize my heart |
あぁ、そうか。
なんて。 納得してみたり。 あー、でもどうしよう。ずーんとかなしい。
僕はいつも、後になって知ったかぶりをするのが上手で、 その顔の陰でぐらぐらゆらいでるのを、 誰か知ってくれてるんだろうか。
僕はね、 いつも無力で、 それでも誰からも目を逸らしているから、 案外傷付いてないんだよ。 この言葉にするほども。 全然。 疑う瞳には、弱く笑ってみせればいいだけだから。 でも、 いくらそういうの上手い僕でも、 たまには本気で血が出たりするんだよね。 そんなのこそ、 絶対に誰にも見せないけどさ。 うん。 宝物、みたく。 僕だけに。
サングラスを、かけて、 表情を隠すような、 瞑想に入る一瞬前の、深い呼吸のような、 正面から覗き込む暗い色の瞳のような、 言葉にできず、することもない儚い慕情のような、 そんな、 感覚で、 床に入る。
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