あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年07月29日(月) 短歌づく。



今日は朝から蒸しました。
やけに暑くて。歩いてるだけでサウナに入っているようでした。
5時ごろ、帰る直前に夕立が降ってて。
バスに乗って遠くから見た僕の住む街は、霧の海の中に沈んで見えました。
どのくらい湿気がすごかったかというと、
バスから降りたとたん、手に持ってたパンフレットがへろへろになったくらい。
おお。サウナ。


なんとなく、短歌っぽいものとか俳句っぽいものとかを書きつつ。

あきらめるまでが花よと涙ふき
友ならばかくもあらんと微笑みぬ
祇園祭 浴衣着る背が見送られ
あるはずのない電話を待ちわびる
前髪の伸びすぎたぶん目を伏せり

極めぬるものもなくては世の中を渡れもすまいと母は言うなり
指先の冷えたままであのひとの手を取りたいと思う夏の日
泣く言葉笑う言葉に替えてより痛みの増した詩の裏側

寒がりのあのひとだけを知っており

俳句って季語がいるんだっけ?でもむずかしいよねぇ。
・・・こんなものばかり授業中に書いてる僕はかなりばちあたり。
あんまり歌人も僕は知らないけど、与謝野晶子とか好きだなぁと思う。
北原白秋も何故か詩集がどっかにある。
石川啄木も好き。
「働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を見る」
って短歌を、放蕩の暮らしを続けながら詠んでたってとこが好きだったり。
「不来方(こずかた)の
 お城のあとの 草に寝て
 空に吸はれし 十五の心」
は、かなり好きでした。修学旅行で盛岡行ったしね。

詩人の歌としては、

  新しい
  連ひとつ
  すべて消す指よ

続きをどう作るかは、思案のしどころ。(苦笑



↑なんちゃって短歌。ヘボい・・・(涙
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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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