あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年10月20日(日) あめふるよる



あのひとに、
何度となく恋を、
している。
薄らいでいく苦しみを思えばそれは麻薬のようだ。
夜の雨も、恐ろしいものではなくなる。
あのひとがどこか遠くの屋根の下で同じ雨に濡れると思えればこそ。


これからあんまりあのひとに逢えなくなるので無性にさみしい。
あんまり、というより、ほとんど。
ほとんど、というより、全然、だ。
納得はしていても、相反する感情があるから、僕は言葉を口にしたくなくなる。
逢えないと何度も云うのは余計にさみしくなるし。
会いたいと云うのはそれより更につらい。否定される瞬間を幻視するから。
そうして僕の心は少しずつ磨り減って、
できるなら無くなってしまえばいい。
ひとに恋焦がれるのはいつもつらすぎる。


今日は高校時代の友人たちと会合。こんな僕と友達付き合いを続けているのだから、みんな相当おかしな連中だ。というのはまぁ冗談で。
サ店でだべって、カラオケ行って、なかなか楽しい一日でした。家に帰った途端、母親にもっと勉強しろと怒られたけど。
でもまぁ、いいんだ。
僕はさみしいんだー!
ちくしょー。
しかもこれから、明日からは怒涛のように忙しくなるはずなので、もういいんです。別に。
この世の見納めのように遊んで、いざ我は暗き淵に沈みゆかん・さらば一瞬のめくるめく夏の光よ!




↑雨のせいで空気がやわらかい。
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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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