あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年04月28日(月) 君の記憶だけが僕の遺影


制限された時間内で何かをする、というのは僕にとっては少し窮屈だ。
いや、普通の人はもっと窮屈だと思うので、たぶん僕はあまり窮屈に感じないほうじゃないかと勝手に思ってはいるんだけど。

けっこう、僕は神経質なたちなので、何事にもゆとりを持って行動したいと思う。
だから、待ち合わせの場所に2時間前に着いてしまった、なんて経験もあるし、駅の改札の10メートル手前ではもう切符を用意してないと落ち着かない。
出掛ける30分前から用意をして、でもそのうち10分くらいは本を読んで時間をつぶすのが当たり前、とか。
・・・それは僕の神経にゆとりがないからだと思う。
失敗を極端に恐れるせいだと思う。

ただ、ピアノの強い音を美しく響かせるためには勢いだけで鍵盤を叩くのではなくて内側に秘めた力が必要なのと同じように、
僕がこの身において何かを為すためには、内側に揺るぎない情熱と、それを覆う皮膜のような冷静さが必要だと。
学んだのは、あれはもう遠い日のこと。

高校時代の恩師は、僕のことを「静かな情熱」と評した。
・・・まっさらなモノなんて僕は何ひとつ、持ってはいないと思うけど。
それでもそんな風に僕を評してくれるひとがいるなら、昔自分に欲しいと願って止まなかったまっさらな何かなんて無くてもかまわない、と思った。
先生アリガトウ。
僕に有るモノが、まっさらか否かなんて
比較する何モノも無ければ何の意味も成さない評価。

だから息をするように、息を止めて僕は行くよ。
必死な肺なんて誰にも見せない。
誰にも。

そうして窒息死しても本望だと僕は思う。




↑君の記憶だけが僕の遺影。
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