あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2003年08月17日(日) ときどき強く、痛む。けれど。



ふわふわと優しく霧のような雨、朝から。
前髪がしんなりと湿って、綿毛のように細かく水滴がつく。
世界が穏やかに円い輪郭。
明日は少し遠い場所で朝を迎える。

遠くに行く朝は覚悟のようなものが違う。
心臓が少し、強張るような感覚。
何処に居ても同じ人間でいられるとは思わない。
そんなままで生きていられるほど僕は強くない。

どんなにか優しい人間で居られたら良い。
どんなにか強い人間で居られたら良い。
明日僕が何処に居ても、
あのひとがきっとやわらかに生きている。
それで。
充分だと思う。





↑目の前でなくちゃ。

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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