2003年08月28日(木) |
あしたあなたの恋をきらきらと |
今晩は湿気が多くて、田舎の夜の匂いがする。 合宿に行った夜の民宿の匂い。 大浴場から濡れ髪で帰ってくるときの。 程よく疲れたあとの、ピンと張ったシーツを待ち焦がれるような感じをちょっと思い出して、切ないような鬱陶しいような、フクザツな気分になる。
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頑固な家族。 我が家はみんな頑固だ。 敢えてヒトの意見に反論しなくとも、心の中では即座にケチをつけていたりして。 どちらかと言えば、僕と父親はあまり反論しないクチで、兄と母親は食ってかかるクチ。 兄貴と母親が議論しだすと喧喧諤諤、どころじゃ済まされなくって。 うるさすぎて核シェルターに閉じこもりたくなります。
頑固なのは悪いことじゃないと思う。 でも柔軟性が無いのは困った話なのかな。 ヒトの話を一応最後まで聞けるだけの余裕が欲しいと思います。 特に兄と母に。
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あした遠くへ行きましょう、くらやみに 光る星くずをよけながら。 万華鏡を片手に、高い山の上を踏んでいきましょう。 そしてすこしずつあつめた幸福の王子の金箔を 万華鏡に入れてしゃらしゃらと星空に向けて回しましょう。 あしたあなたのしあわせをのぞいて くらやみに光る恋をくるくる回しましょう。
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