それから、繭のように。 世界は内側から縮んでゆく。 ほどけきらなかった外側の、淡い色の花びらを残して。恋人の黒い下着を脱がせてゆく男の手。熱帯のアジアの、甘ったるく濃密な空気に溺れながら何度も何度もあのひととまぐわり続けて果てる、そんな、どこか卑猥でなるべく忠実に大麻の白いケムリを模倣したようなインスピレーション、僕はどこまでたどれるんでしょう。↑あおく、透きとおる水底の森。My追加