あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年01月19日(月) 会いたかった。



無性にさみしい夜。
昨日から。
そんなに僕に希望を述べないでくださいな。僕はこれで精一杯なんだから。
善意の言葉、というやつが一番厄介だ。
僕はいつまでそれに抗えるだろう。

 **

愛を込めて、
何処まで僕はそれを許せばいい
最後の日、落ちてくるのは指輪のはまったままのあのひとの指先
バウンドして、見えなくなる


嘘つきでも疲れることはある。
というより、嘘つきはなるべく本当のことを言おうとするから余計に疲れる。
そして何処までが本当なのかわからなくなってしまう。
嘘つきは意図的に嘘をついたりなんかしない。
嘘だと思ってつく嘘はすぐにばれてしまう。
嘘をつくときに限って目を覗き込んでくる友人がいた。わかりやすい。
けれど疑いは人に根差すものだから、嘘か否かの判定は難しい。
なのに決め付けるのは簡単だ。
決め付けられた瞬間から、決め付けられた側の内面で葛藤が始まる。

あきらめるのは難しい。
可能性は別の次元なのに、多元的な世界を認めてしまえば明日ははるか思惑の外。
だからまだ、会いたかったと言ってみる。
小さな声で。
ちいさな声で。





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