あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年03月11日(木) だけどそんな嘘言えない



なんですか、色々あるものです人生は!ってきぶん。

今日はホントにまぁ、感情の揺れの激しい日でして。
それも色んな理由でふらふら揺れてたのでなんだか、どっと疲れが。

なんか、思いやりって簡単なようで方向がさまざまに変化してしまうものですね。
うん。
色々あります人生は。まったく。

 **

夕方から大学の友人たちと飲み会で。
もう試験の成績どうだったか教えてもらえる、とか聞いたりしてうろたえてみたり。
情報を仕入れ、情報を放出し、でなかなか楽しかった。
んー、すごい和やかで良かった。
好きな先輩とかも来てたし。
これから人生色々あるんやろうけど、こんだけ友達がいたらなんとかなるかもな、と思った。
半合ぐらいでストップしてしまった酒は飲める友達に飲んでもらったりして。
いつも思うんだけど、代わりに飲んでくれる人がいるのは良い。
量は飲めなくても何種類かが飲みたいときはすごく。

帰り道。
夜にすべり出て行く電車の中、ふと気が付くと隣に座った女の人が目元にハンカチを静かに押し当てている。
静かな息遣い。
気が付いてしまうと急に全神経が右側に集まってしまって、でも目線は向けることができずにずっと前を向いていた。
夜の、あまり混んでいない電車の中で涙が止まらないほど悲しいことがあったのかな、
そう考えると何故か夜を強く感じた。
僕の右側から、その人の青い悲しみが強く浸透してくるようだった。
サーモグラフィーに似た装置があれば、僕の半身が濃い夜の色に染まっているのがわかったろう。


そしてそのまま、右側から悲しみに侵食されながら、夜を揺られていく。






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