あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年08月06日(金) 会えないあいだ



閉店間際の百貨店に駆け込んで酒を買った。
明日は父の誕生日だけど僕は家に居ないので。
父親の好きな純米酒、しかも大吟醸、しかも京都の地酒(これは僕の趣味)。

余談だが酒は好きだ。
大量に飲むのは苦手だけど味わうのは好き。
水とは違うけれどどこかやさしくていい。
友人の家に行く時はたいてい酒を下げていく。けっこうイイのを。
明日は神戸に行く。
花火を見に。

このあいだ恋人に怒られてから電話をする勇気が出ない。
メールを見たり書いたりする気が起こらなくてパソコンは閉じたまま。
それでも僕を囲む世界はあんまり変わってなかった。
オーストラリアにいる友人から掲示板に書き込み。それとイギリスから帰ってきてる友人から電話。
それくらい。

最近は司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいる。
読んだことがある、と勝手に思っていたのだけど、どうやら「竜馬が行く」と混同していたらしい。
なかなか面白い。
もう3巻目に突入している。とうとう子規が死んでしまう。

酒と一緒に塩辛を買ってみた。
帰ってみると塩辛が既に冷蔵庫に存在していた。
往々にしてそんなものだ。思い立った親切がたいていのばあい徒になるようなもの。
そのほかにゼリーも買ってみた。
はっきり言って美味しくない。
こんなだったら五割り増しくらいの値段だった小さめのホールケーキにすればよかった。


そして世界は残酷だ。
あなたに会えないあいだ僕は死んでいる。






↑だから何も、訊かないで。

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