あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年11月06日(土) 風の色、




十条から、北へ。竹田街道を京都駅へ。
下町の、ほのぼのした道を歩く。
陽射しがあたたかで、なんだか少しさびしい。
音楽が欲しい、と思う。
金ができたらMP3プレーヤーの新しいのを買おうと思ってたけど、もういいかな。さっさと買っちまおう。

行く予定にしてた場所を見つけられない。まずったなぁ。
地図をプリントアウトしていくんだった。
仕方ないので、たぶん来週に延期。

京都駅のアバンティの本屋に寄る。
本を一冊、買って、
映画を見に行こうかな、と思ったけど陽射しに惹かれて、そのまま北へ。
歩く。

以前通った道は避けよう、と思ったのに結局同じ道を歩いた。
寺の古い土塀の隣、河原町を北へ。
五条の手前から木屋町筋に入る。
風情と色気。お茶屋の多い家並み。
そういえば今は祗園おどりの時期で、どのお茶屋の前にも提灯が下がっている。夏みかんの木がたくさん、どこからか線香の匂い。
五条大橋のたもとの喫茶店へ。
鴨川に面した大きな窓が開いていて、陽射しがうらうらと。

さみしかないよ、と。

あのひとに言っておくんだった。




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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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