あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年12月12日(日) タイムラグとか




 あなたがいま やめてくれといったら やめてしまえそうなのに



朝は温室のようなカフェで陽だまりに座っている。
ほこほこと暖かい。
本を、1冊読み終わって顔を上げると薄く雲が広がっている。
しあわせははかない、と思いながら階下へ降りていく。


12がつ12にち、
ぞろめだ、
と考えながら新京極を下っていく。
探しモノはなかなか見つからなくて、僕もあんまり元気ではないのであまり速く歩けないでいる。
指のさかむけが気になってひどく痛む。


映画館から出るといつのまにか雨になっている。
ちょうどよかった、って気になるのはなんでだろう。
映画を観た後の、たとえようもなく空虚な内側に、雨の息吹は容易く流れ込んで僕を冷却する。
心は変形しない。
だけど、

だけど。






↑けずっていく。

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そして僕は

あのひとと同じ名前のひとを見つける。



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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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