あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2004年12月14日(火) 雨待ち




そうして容易く僕は傷付く。
どこに
居ればいいんだったっけ、とか考えながら
すこしだけ立ったり座ったりしている。

・・・うわ。
てか僕、「傷付く」とか言ってるよ!
笑えねー。何歳のお子ちゃまだ、僕。
こんなに弱虫だったっけ?
覚えが無いなぁ。
と笑い飛ばしてみる。


 **

今日には今日の喜びがあり、明日には明日の。

前髪が伸びている。
笑おうとすると目に入って痛い。

傷付けて傷付かない相手が増える。
つまり、(相手を)傷付けて(しまったことで自分が)傷付かない(くらいの軽い)相手が増える。
いいことだ。たぶん。

 **


朝、家を飛び出すと深く濃い霧で、
100m先もなかなか見通せないくらいの霧で、
不思議にやわらかく重い空気。
こんな日にひとは居なくなるのだろうと思った。
居なくなるつもりなどなくても、
ただ、
穏やかに。


「生きていくことは習慣病で」と。
昔僕は言った。
そう、
思い出すそのときに、
昔校舎の上から見送ったあのひとの背中を思い出す。





↑取り返しなんか、つかなくていい。

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そしてやっぱり雨は長続きもしないし星を隠しもしないので、
息苦しさがだんだんと増すのでした。



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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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