誰に、でもなくその肌のぬくもりに対して、あいしてる、と言ってみる。言葉が一瞬の真理で後悔がそれを洗い流すとしても僕はただ、あたたかな肌が欲しいと思っている。この指はあまりに容易くこごえて今またとても冷たいこの僕の混乱を誰も誰も愛してはくれない気がする。嫌悪はいつも翻る。翻って僕自身に還る。小さくうめいて、眠れない夜を頭痛のする朝まで持ち越していく。↑いきづくものMy追加