あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2005年01月21日(金) ぜつぼう を おもうとき




ぜつぼう を

おもうときはいつも

目を見開いて

虚空をみつめて いる




世界はまるで

ひび割れてゆくガラス玉みたく

霜がおりた窓のように

私の部屋のそと白く にごる




ぜつぼう を

おもうときはいつも

目を閉じれば戻れないように思うので

見開く目の濁るまで 冷えた目蓋を凍らせる











My追加


 < 過去  INDEX  未来 >


周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加