2005年03月04日(金) |
たとえば明日の必然でさえ |
なぜ僕はほんの少しのかなしみに耐えられないのだろう、と思ってタメイキをついてみる。 たぶんこれが、ほんの少しのかなしみ。 そういえばあのひとに、ごめんなさいと言うのを忘れた。
窓の外は嵐。 いい風だ。
やさしいヒトはどこにでもいる。 やさしくないヒトも。 どこにだって。
今日見たうつくしいもの。 電柱と電線のあいだに、ビルに縁取られて見えた夕空。 ひらひらと明るく光る雲がたなびいていました。 帰り道はコートを巻き上げるように風が強い。
瀉血をする。 身体から少しずつ、毒を抜いていく。 一気に抜けば宿主の僕自身も死んでしまうので、血を薄めないように2,3日おきに血を抜いていく。
毎日貧血気味で熱っぽい。 だけど朝を憎まない。 悔しいから。
先生の手のひらはいつも、温かく乾いていて、すこしかさついている。
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