あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年01月07日(土) 褪せないもの





なるべく強い目をしたままで居た。
足跡が僕のうえに、付くはずはなかったので。
だからじっと、少し笑ったままで動かずに居た。
何を言っても届かない、と。
そう信じるならそこで終わりだと思った。


ひとが笑うと僕は心が冷えた。
そんなのは恋じゃないと思っていた。
いつか叫び出しそうになった。
だけどそれは、


 「 あいしてる!
   あいしてる!
   あいしてる!アイシテル!!! 」


気が狂いそうな夜。
理解、なんて。
誰にもできないんだと思った。
誰にもできなくていいと思った。
でも誰かに聞いてほしかった。
この、こころの、乱れるさまを。

だからこれはたぶん、

     夢の続きみたいな狂想文。




歯を食いしばって、
馬鹿げた朝を迎えた。
もしももう、この手がとどかないのだったら、僕は追いかけなければならないと思う。
せめてあきらめるために。

たとえ取り戻せなくても、気が狂いそうなこの、狂気のために、
僕はいつか泣かなければならない。









↑白々しいよ。

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嘘でも良いでしょうか、
僕は、
あなたを憎んでいる、と。
この胸の中にあなたはいない。
それはもう、
さむざむしいほどの空白があるだけ。












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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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