あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年01月15日(日) やるせな い





朝から思うように頭が動かない。
明日からまた元のように動けるのかってそんなことにとても不安を感じたりする。
リハビリ中のひとみたい。
なんだかすべてが中途半端に終わっている。
あー、だめだだめだ。
イベントばっかり降ってくる。
どうしようもなく、気付けば追いつめられつつある自分を、ぜったいぜつめい、とかって感じていたりする。
いっぺん破裂してしまえば良い。
そんなことを素で考える。
ちょっと、かなり、やばいのかもしれない。


全部、捨ててしまってから
自分のものでどうしても残しておきたいものなんて無くなってしまった。
詩も言葉も捨てた。
こころ、も。
そう考えると此処にあるものはみんなガラクタみたく思えてきて
ガラクタ置き場に眠る壊れたハートの無いブリキの人形、
結局、ゼンマイ仕掛けのハートしか手に入れられなかったあの有名なブリキの兵隊みたく、最後には夢で終わる足跡付きの魔法、1,2,3,の3回、踵を打ち鳴らしてカンザスへ、帰っていくしかないのか。
いや、それすらできずに置き去りにされて朝を憎むのか。


  **


ひとの匂いのついた場所に居ると、ずいぶん時間はゆっくりだ。
見慣れた駅に降りて(改札を抜けるのは少なかったけど)入ったことのあるコーヒーショップに腰を落ち着けて少しの間、ココアのような飲み物を飲む。

  思い出なんか、此処には何もない

夜に、なると
皓々とした月が見慣れぬ姿で空にあるので、
ずいぶん気を楽にして駅への坂道を登る。
皆のことは忘れないよと友人たちに手を振って、大阪方面の電車に乗るために階段を駆け下りて行く。









↑あの寒さも感じなかった夕日の痕

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それは褪せない罪の記憶の。



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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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