あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年01月20日(金) ふわ、と






説明的な自分に吐き気がしながら気丈そうに笑って見せる。

替えたばかりの香水が袖口からふわ、と香って一瞬気を取られる。
その間に何か言ったようだった。
え、と聞き返すのに何も言わずただ薄く心配そうに眉をひそめられたのに驚く。
気の毒そうな顔。
かえって僕の方が、宥めるように笑って首を振った。


ヒトの価値観はいつも僕を驚かす。
それは僕の価値観が絶対でないのをよくわかっているからだけど、同時に自分の中で自分の価値観が揺るがないのをよくわかっているからだ。
ある意味矛盾することだけど。
でも僕の中で僕は絶対で、それだけに他者の存在はいつも僕にとって脅威だと言える。
それは僕に近ければ近いほどおそろしい








↑ためらいは、見せない。

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ねむいよぅ。


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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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