いつの間にかもうすぐ春です、と聞かされて驚いている。 あれ、もうそんなですか。 何故だかとっても金が無い。 春とはいえ、まだまだとても寒い。
そろそろ消えることを考えている。 だけど時々、うたうことを思い出しそうになる。
「 あの 眠るような日々 」
もう心は砕かれて久しいのに、まだひとを犯した日のことを思い出す
泣けない。 どんなにか、恋も執着も羨みも蔑みも、どんなにかこの身体の中に根付くのに。
泣けない。
神様、賛美歌が歌いたいのに
結局どんな名前もあのひとが僕を呼べば僕の名ではないように感じた
|