口には出さずに愛してる、と言ってみるここにはいつまでいられるんだろう、と茫然としてみるやわらかくて、いたたまれない遠くへ行くと少しだけ空が見えたようなきもちになる距離は後ろ髪の長さで遠く手繰られるのを感じてもそれはもう帰る場所はなくなったみたいに淡い