あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年08月18日(金) くずれる砂




おおげさな雨。
なんだかむしょうに、急にこみあげるものがあって
懸命にやりすごす、馬鹿げた想いだと、思えばそれだけで
世界はやわらかくくだけた




こころが、からだを支配する前に
どこか遠くへ行ってしまわなければ と
このこころの強さに怯えている

すこしずつ、ふかく
考えればすぐに
思考は存在を否定してしまうから
せめてあわあわと 息もしないように
せめて夢に逃げていかないように
目を あけている


ここにいたくない
いたくない

ゆる ゆると
うたう、ように
髪にさわって 頬に触れて 唇をなぞる、
目はもうひとを憶えているので
たとえ目を閉じていてももう、その息遣いまでが
まるで手の内にある みたいに








↑ただひとえに、あなたを

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まちがえた、なんて
もう思ってはいけないんだ。




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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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