あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年09月17日(日) 幻肢痛





何故こんな熱を出したんだろう、と考えて
少々不本意ながらも
知恵熱のようだと
結論付ける。

心がぐるぐると同じ場所で空転していて
ため息をつかないようにこぼさないように、無意識に息を
制限していて
腹は減ってもすぐに満腹になって苦しくなってしまって
時々知らないうちに涙が
目尻から流れていたりして



早く息を止めてしまえばいい、
淋しさとか
えもいえぬ僕の弱さが原因の優柔不断が終わってしまえばいい、
所詮最初から愛していないのだ
ただ戸惑うように
息を
このひとが攫うのを許しているだけだ

蒼褪めた良心の
墓はもう築いてあるから
あとはもう目を瞑るだけでいい、息絶えた良心の紡ぐ幻肢痛から










↑耐えかねて

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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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