あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2006年11月28日(火) 華の中 






いやに忙しく充実した一日。
こういう日は不自然なまでに昂揚した気分で、その一方でこのテンションを維持したまま一日を終えるのが難しい。
仕事が片付いていくのを見るのは妙に嬉しい。
できあがった報告書と起案書と、回付されてきた資料の山。
なんだか明日には仕事が無くなってしまっていそうで少しく不安だ。
この歳にして仕事に溺れたいと思うのってどうなんだろう。
まぁまだこの歳だから許されるという気もする。
何とも我ながら可愛らしい。









↑あえて言葉はなくても。

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些細なもの以外に不満はないのは、きっと僕に野心がないからだ。
野心も好奇心も、分不相応な願望もない。
ただせめて生きていければいいと思っている。
生きて、とりあえずの存在意義だけ満たして、苦しみや悲しみは薄く、穏やかに毎日に満足であればいい。
そうして終わらせた一日の眠り際に、今日と同じように明日が控えていることを諦める、それが生きていくということなのだと思う。

 かみさま、

もうあなたを恨まない。
もうあなたに何も求めない。
神様はいない。ただ信じ頼みすがりつくひとがひとり、褪せた華の中にいるだけだ。





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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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