あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2007年07月13日(金) 水溜まりには左足から




連日、雨。
傘がいつもしっとりと湿っている。
足元が濡れていくのでどことなくうつむいて歩いてしまう。
はっきりと夏だと断言できない空気。
浴衣を着て出かけてみたいのに、祇園祭は今日も停滞中の雨の下でぼやけている。


今日は気の置けない友達とはしゃいで笑ってつい飲みすぎてつらかった。
ぐったりしたいのをこらえながら一生懸命喋っていた感じ。
店を出る頃には酔いがすっかり醒めていておかしかった。
喋りすぎてなんだか喉が痛い。





ファンタジー。
君のいないどこか、遠く。
その遠くへ行ってしまっていつまでも帰ってこないでいられるという、願望。
いつか叶えばいいね、と、他人事のようにぼんやりと笑っている。

ねぇK、明日がとても、遠いんだ。
あなたのいなくなった歳に僕はどんどん近づいていく。
それなのにただの『明日』はとてつもなく遠いんだ。
早くどこかへ逃げてしまいたいけど、それは別に今日でなくてもいいはずだったのに、いつの間にか何もかもが褪せていってしまうような感覚がするんだ。
苦しいとは言わない。ここにある何が苦しみか僕にはわからない。
ただあなたに会いたいと、まだ僕は言うよ。
会えないことを知りながら。
会えると言う人を蔑みながら。


ねぇK、君の日々は幸せかい、そこで?










↑僕はただ君に追いつきたいだけかもしれない。

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どれもこれも酔っ払いの譫。
----just some mumbling words.



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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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