あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2007年10月22日(月) あきのひ




やあ、ひさしぶり
君が元気そうで良かった。それは本心から。
こちらはあんまり、まだまだ不安定なようで少し体調を崩している。
まぁそれは、たぶん自堕落な生活からくるもので褒められたものではないし君が心配するようなものじゃない。


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マレビトの会の『cryptograph』を見てきた。
相変わらず他にはない迫力なんだけど、なんだかこういったモチーフに慣れてきた感があるなぁ。
これは松田正隆の色なのかもしれないけど、猥雑さと狂気と戦争の入り混じったイメージがすごく多い。
男性と女性のひどくシンボライズされた描写も。
同じような表現が多いように思うのは僕の勘違いだろうか。
・・・なんとなく飽きたかな。
松田正隆のセリフはけっこう詩的なものがあるので好きなんだけど、なんだかそれも、どの舞台も同じような印象になってしまうと同じ詩を何度も読んでいるようで少し疲れる。
そもそもマレビトの会の舞台は情報量がすごく多い気がする。
こう、容量がギガ単位みたいな。
何人ものセリフが重なるのは普通だし、いろいろなものを象徴する(と思われる)小物がすごく多い。
まぁその、小物だの演出だのも何か前と被ってしまうものがあるので「同じ詩を読んでる」イメージになるんだろうけど。
やっぱり最初に見た舞台のインパクトが凄かった分だけ、その後にくるものがノーマルに見えるのは仕方ないにしても、前に見た「パライゾノート」よりイメージが拡散してしまった気がする。
抽象化とでも云うのかな。
正直、次の舞台を見に行くか微妙になってきた。

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またいろいろ忙しくなってきた。
10月はホント、土日が全部埋まっててダブルブッキングも多くて、この上に更に慣れないものを入れようかとしている僕は実際バカだと思う。
まぁとりあえず、仕事では信頼されてて楽しいし、それだけでもすごく楽だ。
それだけでも幸せだと思おう。








↑言っても仕様がないのにね。

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いつまでニコニコ笑ってられるかしら。

少しずつ好きな季節が逃げていくみたいに寒くなる。
陽射しの暖かさがいとしい。
君が元気そうで良かった。
それだけは本当。
君が幸せそうで良かった。





-------痛みは少しずつ微かに
-------pain, it fades away silently


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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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