刑法奇行
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金曜日は、T花S房のS々さんの歓送会だった。もちろん、I藤さんも一緒で、カラオケまでお付き合いいただいた。同世代?のI藤さんとは、懐かしい歌を感動しながら歌えるので、素晴らしい。そういえば、この間のクラス会第2弾の時、五つの赤い風船の「遠い世界に」をハモリながら歌ったのも感動的だった。今の学生さんにはまったく理解できまい。 土曜日は、犯社学会のシンポで、「リスク社会における刑罰」を報告したが、あまりピンとこなかったようだ。危険社会とリスク社会とは違うのだという主張は奇異なのだろうか。まあ、何回もシンポの報告をやったが、充実した試しがなく、もう慣れっこになってしまった。
話は中国である。それにつけても、三峡ダムはすさまじかった。あの長江の長い川幅に、途中までダムができている。周りの山の陸地には、175という数字があり、ここまで水面が上がるということを示している。ダムの横を高速船で通過したのである。T大のN田さんは、行きはグーグー寝ていたし、M澤先生もあまり関心を示さなかったようだ。N原先生は、じっと観察し、感動していた様子であった。「やはり長江はライン川より上だったね」といわれたのである。私は、すごいとは思ったが、何しろ長江の川の色が黄色いこと、そして、汚いことがどうも気になったのである。写真とは違うのである。文献にこだわる癖があり、長江を目の当たりにして、絵はがきと対照してしまうのである。現実は、やはり辛いのか・・・。
三国志で有名な白帝城に登った。M澤先生は、2人の上半身裸のかごかきによって運ばれたが、簡易なかごで、落ちないか心配だった。結構厳しい山登りで、疲れ果てた。帰りの船着き場で、扇子を売っているおばさんから、1つ買ったら、すぐに壊れた。それも2度であり、そのつど取り替えてくれるという親切な人だったが、取り替えるたびに、もう1個買わないかと言って(るように思えたのだが)、これも疲れた。
まあ、深い歴史に触れるのは感動的である。黄鶴陵だったか、門前に、「夢雲呑気」とあり、N原先生は、「この意味が分かるか。気が夢も雲も呑んでしまうことなのだ、そして、気とは単に気持ちではなく、超自然的なものである」といわれた。咄嗟に、ドラゴンボールを連想してしまった。
この書の意味は、実は、雲の上で夢を見ている呑気者ではあるまいか。この解釈の方が、個人的にはぴったしかんかんなのだが・・・。
ジャーニー to ジャイアンツ2勝目?
norio

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