刑法奇行
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2003年05月10日(土) 新しい物はお好き?

 択一間近である。受験生はとにかくganbatten Sieである(昔、ゲーテではやった言葉であるが・・・)。

 表題は、サガンの『ブラームスはお好き』からの借用であるが、シグマリオン�靴�近々発売されるということである。買おうかどうか迷っているが、迷っているときは、たいてい買ってしまうのが、これまでの私自身の通説判例である。新しい物好きは生来的犯罪者であるといえよう。温故知新とはいかない。すぐに欲しくなる悪い癖だ。したがって、アマゾンは本当に詐称誘導である。思わず、クリックという感じだ。

 連休が明けても学生が多いのは何でだろう、何でだろう、なぜか何でだろう・・・。どこか静かな「誰もいない海」のある「遠くへ行きたい」という気分にもなる。

 刑法学会も近い。ワークショップを切り盛りしなければならないのだが、あまり準備もしていない。狂務のせいで・・・。とにかく盛り上がればいいかと思う今日この頃である。法益の問題は、文献を読めば読むほど、そして考えれば考えるほど、分からなくなる。究極は、われらの社会はどういう社会なのかということであろう。M・E・まあいいやーの「文化規範」に行き着くかもしれない。
 ドイツ刑法学者のギャグは、I田さんの得意とするところである。彼のヒット作は、シェンケ・シュレッダーである。もっとも、あの分厚いコンメンタールをシュレッダーするのは大変だが・・・。暮らうす独身(ロクシン)、朝酒、昼酒(ヒルシュ)、夜酒なんてのも、院生時代の私のヒット作?である。

 昔、法制史を研究している人から、新しい物ばかり追っかけると、いずれ落とし穴にはまるといわれた。確かにそうかもしれない。気をつけるに越したことはないが、あたらしがり屋だからしょうがない。もっとも、古い奴ほど、新しいものを欲しがるものでございます、と鶴田浩二も歌っていたではないか・・・。そして、何が新しいものか、何が古いものか、ますます分からない時代である。新しいと思っていたものが、実は古かったということもある。修復的司法なんかその典型例かもしれない。

ジャーニー to etwas Neues

追記

拙著『修復的司法の探求』はもうすぐ品切れだそうである。お買い上げ下さった皆さ〜ん、ありがとうごぜいますだ。増刷することになっているが、他のRJ叢書はどうなってんのかいな?。すでに品切れの旧著『刑法における損害回復の思想』をRJ叢書で復刻することも相談する必要があるかもしれない。

 
 

 


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