刑法奇行
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2003年09月01日(月) |
ロースクールララバイ |
昨日は8月最後の日曜日だというのに、適性試験の主任監督で、自分にご苦労さんと言いたいのである。11月の追試験実施によって、抗議などの混乱も予想されたが、何もなかったようだ。受験生の年齢層が様々である試験の監督をやったのははじめてかもしれない。東洋の魔女大にいた頃の通信教育部のスクーリングといった感じか。
しかし、受験生入室時間が過ぎてもだらだら入ってくるのには、苛立った。大学入試の時とまるで違う。何回も、注意事項のアナウンスをしなければならない。時間を守らないというそれだけで適性を欠くとして落とすのもいいかもしれない。もっとも、時間を守りすぎる人は「定刻主義者」であるから、これも危険だろう。
まあ、ロースクールがどういうことになるのか、よく分からないが、とにかくはじまるのだから、それに乗っかるしかない、という主体性のなさである。いずれにせよ、来年からLS中心の担当であり、学部はゼミだけということになろうから、学部生にとっては知らない人となるだろう。「Takahashi who?」というわけである。「忘れ去られた人」であり、まさに犯罪被害者と同じである。どうすれば癒されるのかを、考えてほしいものだ。
どんな制度を設けても、結局は人である。絵に書いた餅はいっぱいある。制度ができた以上は、その中で頑張るしかないのかもしれない。
ロー(Law)スクールが、Low スクールでは困るのである。野坂昭如と共に、「row and row 振り返るな row row〜」と歌うしか道はない。
ジャーニー to rawではなくてdraft beer!
norio

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