2002年08月02日(金) |
廣瀬裕子杉浦明美『こころに水をやり育てるための50のレッスン』★★★★☆ |
 『こころに水をやり育てるための50のレッスン』 廣瀬 裕子 杉浦 明美 新潮社 (2002/04)
ぱらぱらとめくって、10分もあれば読めてしまうほどの量。
だけどその中に、きらっと光る言葉、胸の奥に届くメッセージが散見。
いわゆる癒し系の本なのかもしれない。 あまり好きではないけれど、今心に響いたのは、今自分が必要としているからなのだろう。
こころが疲れたら、やすもう。 元気になるにはどうしたらいいか考えて、気持ちいいことやりたいことを見つけよう。それをやってみよう。 やってみたいと思わなければ、見つかるまで、出会えるまで、エネルギーをためておこう。
一人暮らしのともだちに贈ってあげたい気持ちになった。
ひとりで(パートナーや友人がいるいないではなくて、ひとはもともとひとり、という意味で)満足できる日々を送るためにできる、やるとよさそうなヒントがいっぱい。
その中で、すでに言われなくても自分がやってることがあったりして、ちょっとにんまり。 例えば、本を読み、気に入った言葉を書き出す。 例えば、旅先から自分にあてて手紙を書く。 例えば、ときどき自分にごほうび。
この本の中にもメモをとりたい言葉がいくつか見つかったけど、一番は、これ。 『大切なものを大切にするためには、それがなんであるかを知っておく必要がある』
大切じゃないものは、大切にしたいものを大切にするのにジャマ。 そんなわけで、今日は怒濤のオークション出品(しかも1円から)しました。 片付いて生まれる、大切なもののための空間。 それが楽しみ。
500円弱の本。 めったに本を買わない私が、この本は買いました。 なんとなく、私の中の何かが、読みたがってる気がしたから。 たまにぶらっとスタバでぼーっとしたい時に鞄に入れていく本です。 ものすごく揺さぶられる!という本ではないけど、忘れてたことをふいに思い出させてくれる、そんな本。
『こころに水をやり育てるための50のレッスン』
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