2003年02月11日(火) |
横溝英一『はしるはしるとっきゅうれっしゃ』★★☆☆☆ |
 『はしるはしるとっきゅうれっしゃ』 横溝 英一 福音館書店 (2002/11)
こどものとも傑作集。 福音館のサイトで見つけて(子どもの興味のあるジャンルで分類されていて便利!)アマゾンで購入した2冊のうちのひとつ。 列車にはまっている息子2歳10ヶ月に。
届いて開封、表紙を見て「あっっ!すーぱーあずさっ」「よんでよんで」。 で、読んだ。 あっという間に興味がそれた。うんちくはいらないらしい。
対象年齢が4歳からとなっているだけに、『しゅっぱつ しんこう!』に比べると文章も長く内容も高度。『しゅっぱつ しんこう!』じゃ物足りなくなった頃の、科学に興味を持ち出した子には適していると思われる。 電車の形の違いとか、信号のしくみとか、振り子式車両とか、砂利が敷いてある理由とか、なんでなんでが出始めた子なら夢中で読むかも。 そういう説明がついた科学読み物としてはグッド。
今の息子にはそういうわけでまだあってなくて、★ひとつといきたいところなんだけど、絵が美しく、それもつながっているというのがちょっとグッときたので、★二つです。
幼稚園児か小学校低学年の子であずさに乗る時に持たせてあげたい一冊です。 本体838円。
『はしるはしるとっきゅうれっしゃ』
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