2003年02月12日(水) |
横溝英一『しんかんせんでおいかけろ!』★☆☆☆☆ |
 『しんかんせんでおいかけろ!』 横溝 英一 小峰書店 (1997/07)
しんだいとっきゅう『はやぶさ』で東京から熊本に向かう姉弟。 1年生の弟は乗ったものの、6年生の姉をホームに残し、出発してしまう列車。 さて、姉はおいつくことができるのか。 弟に無事会えるのか。 弟は一人で大丈夫なのか。
で、新幹線でおいつこうとするお話。
アートとしての絵本(わたしのコレクションに入れたいかどうか)、としてはうーん、いまいち。 文章の書体も気に入らない。(細かいな) のりもの絵本を息子に、ということで購入。その点では列車の絵も満載で満足。
ストーリーは単純なんだけど、テレカのことでおじさんに嫌な顔をされるだとか、そもそもそういうことを言っちゃう愚かさとか、しょぼーんとしてる姉が家出かななんてうさんくさがられるところとか、妙にリアルで善意がいっぱい♪でないところは、気に入った。
息子2歳10ヶ月も電車の絵を眺めて嬉しそうでした。 本体879円。
『しんかんせんでおいかけろ!』
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